米ニュージャージー州セコーカスにある大リーグ専門のケーブル(有線)テレビ局『MLBネットワーク』のスタジオを訪ねた。2009年に大リーグ機構が中心となって開局。試合の中継やニュース、過去の名場面など大リーグ関連のあらゆる情報を24時間放映している。最先端のスタジオや放送技術に加え、データも充実。米国では野球ファンが大リーグをテレビで一日中楽しむことが可能で、ビジネスとしても大成功している。ニューヨークの中心部、マンハッタン西側に流れるハドソン川をリンカーントンネルを使って渡った。ニュージャージー州に入り、西へ車で約10分。大型オフィスが並ぶ地域に巨大な衛星用のアンテナが6基、現れた。壁にMLBのロゴが掲げられた建物は、パナソニックの北米統括会社の隣にあった。MLBネットワークは大リーグ専門のケーブルテレビ局だ。2009年に大リーグ機構が中心となり、衛星テレビ局などとの共同出資で設立。全米に配信されている。開局時からケーブルテレビ史上最多の5000万世帯で視聴が可能となり、昨季から今季開幕までの1年間でさらに1300万世帯も増えたという。内部は一般公開されていないが、大リーグ機構の仲介でロレーヌ・フィッシャー広報がガイドしてくれることになった。まず案内されたのは、スタジオ「3」と「42」。通算714本塁打を誇る「野球の神様」ベーブ・ルースと、大リーグ最初の黒人選手であるジャッキー・ロビンソンに敬意を表し、2人の背番号をつけたそうだ。
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